列車が来るのも今年限りの増毛駅

駅舎の前でちょうど線路が途切れている。

土産物屋になっている駅舎。

　明日萌の里から留萌へ戻りそのまま日本海に沿って増毛へ向かった。ほろしん温泉から1時間強、11時過ぎに増毛の街の入口に位置する駅に着いた。
　列車がやって来るのは12時44分、留萌駅で朝食前に見送った次の列車になる。
　なんとここれが増毛まで来るこの日の２番列車で、10分間停車したあとそのまま留萌へ戻って行く。

　かなり広い駅前広場を挟んで旅館と食堂がある。旅館は駅前旅館というより留萌を代表する旅館だったのだろう、３階建てであるがもちろん今は営業していない。
　角の駅前食堂も今は観光案内所兼土産物店である。

10分間の停車時間中にホームの反対側に回り込んで記念写真を撮る人。

留萌本線の終着駅といっても貨物側線はすべて撤去され、線路が１本伸びてきているだけ。

　観光客らしき人が15人ばかり降りた、地元の人は見られない。ほとんどが乗り鉄のようで駅舎の写真を撮ると乗ってきた列車で引返す。

列車から降りてきた人たちが駅名看板にカメラを向ける。

　増毛の駅自体は駅員無配置。駅舎は開放されていて内部は土産品店になっている。

この日の２番列車が増毛にやって来たのはお昼過ぎ、海が近いのでホームの上に灯台が見える。