綺麗な玉砂利が一面に敷きつめてあるのは昆布干場だった。

根室へ続く一直線の道、北海道だ。

　根室と納沙布岬の中ほどが旧歯舞村の中心で、昔根室から根室拓殖鉄道という簡易軌道のような鉄道があった。
　その終点は歯舞バス停の前にある診療所のあたりだったというが、もちろん今は何の痕跡も残っていない。
　診療所の向かいに「歯舞村役場跡」と「最東端の中学校・歯舞中学校」の標柱が立っている。

　旧歯舞村役場跡の隣に一軒だけある食堂に入った。エスカロップという耳慣れない品書きががあったので早速オーダー。30分ほど待たされて出てきたのはバターライスを使ったカツライス。850円。

旧役場跡の隣にあるたまゆら食堂。

歯舞付近の集落、最果ての寒村のイメージは全然ない。

旧歯舞村役場跡の碑、後方は日本最東端の中学校。

歯舞バス停前にある診療所のあたりが軌道の終点だった。

丁度根室行きの根室交通バスがやってきた。

納沙布岬へ向かう国道からちょっと海辺まで入り込んでみた。

根室駅。何度か北海道へきているが根室は初めてだ。

根室駅のホームは一面、それも片側だけだ。

タンチョウが目の前にいた、早々と北から渡ってきたのだろうか。

湿原というか干潟が見えたら春国代だった。

これがエスカロップ、根室では定番のメニューだとか。