藤城清治の巨大な影絵作品に圧倒された。

　翌日は旧丸瀬布町営バスで遠軽町内の観光施設めぐり。まず廃校になった小学校を活用した博物館を訪れた。
　かつて武利小学校といったところで、現在学校の周りには数軒の民家があるだけ。６年前にたった一人になった学童が卒業して廃校になった。
　材木の町として栄えた頃には映画館もあって200人の児童が在籍したという。1959年の洞爺丸台風の風倒木を大量に搬出した頃が最盛期だったそうだ。

　午後は旧生田原町にある木のおもちゃワールド館へ案内された。ここの売り物はコロポックル影絵美術館といって藤城清治という影絵作家のもの。でなかなかの見ものである。

町はずれの小高い所にある遠軽駅。

　遠軽の駅前で昼食を摂ったあと遠軽駅をのぞいてみた。遠軽で接続していた名寄線が廃止になってしまい、不自然な形のスイッチバック駅になってしまった。

大きな体育館を備えた旧武利小学校。

廊下にずらり並んだ蝶の標本。

旧丸瀬布町営バスから奥の陸別町営バスへ乗り継ぐ。

駅前から見た遠軽市街、かなり大きな町だ。

旧陸別駅は道の駅となって今も陸別町の拠点。

見づらいが「日本一寒い町　りくべつ」とある。

バスを乗り継いで陸別へ向かう。

お昼過ぎの静かな遠軽駅。

教室だった展示場には黒板が残されている。

ここはいこいの森にある昆虫生態館。

影絵美術館をメインにしたちゃちゃワールド。