本線列車に少し乗ってみる

　マリアッツェル鉄道を見た翌日、宿泊地のザンクトぺルテンからＩＣ急行で西へ30分でアムシュテッテン。支線の電車に乗換えてさらに30分、9:39にイップスタール鉄道との接続駅ヴァイトホーフェン(Waidhofen)に着いた。
　イップスタール鉄道は国鉄駅の真ん前にあるがホームがあるだけで駅舎はおろか上屋も無い。数分で接続する列車があったのでとりあえず30分ほど先のオッポニッツまで乗ってみることにした。

オッポニッツで下車し35分後にやって来た反対列車でグシュタットまで戻った。左は同行者の湯口徹氏。

　グシュタットではわずか数分で支線の列車に接続した。距離は5.7キロしかなくわずか15分で終点のイップジッツに着いた。支線の起点グシュタットはヴァイトホーフェンから5.5キロ地点である。

イップジッツに到着した支線列車。

すぐに機関車をグシュタット寄りに付替え出発準備完了。

イップジッツ線の車中。

支線はしばらく本線と並行したあとイップジッツへ向かう。

国鉄の駅舎前にあるイップスタール鉄道の発車ホーム。

イップジッツ支線に乗換える

オッポニッツからグシュタットまで戻る列車。

オッポニッツで下り列車を見送る、この時点の終点はルンツでヴァイトホーフェンから53.5キロもあった。

　オッポニッツまで13.8キロ、ちょっとした中核駅でここまで26分。乗って来た列車を見送り、35分後に来た10:46発の反対列車で支線の起点グシュタットまで戻った。
　オッポニッツで下車した列車の行先は分からないが、終点のルンツ行だとすればまだ40キロも先。路線は大きくＷ形に迂回しているので、直線距離ではオッポニッツから15キロほどしかない。