12月1日、チャーター列車には乗らず車で追いかける

汽車に向かってカメラを構えている陸橋上の道路。

やってきたトイトレイン。

　この日はチャーターした列車を自動車で追いかける予定。今回の旅行のメインイベントなので５日間世話になる２台のトヨタ車の他にもう１台、１日だけジープも借りた。これから半日かけて３台の車でカーチェイスならぬトレインチェイスをやろうというわけである。

道路に面した商店。

鉄道線路に面した商店。

広軌線路の上で記念撮影。

レール幅は広軌が1.67メートル、狭軌が0.6メートルである。

もはや線路は道路で、線路に面して店もある。

　予定より１時間以上も遅れてわれわれの待つ列車がやってきた。カメラを構えている陸橋の道はこんな具合で、線路上の方がよほど安全に歩けそうだ。

カメラを向けたら気軽にポーズをとってくれた。

　目を付けておいた撮影ポイントで列車を待つ。線路は完全に生活道路と化している。

　青いサリーを身に着けた女性がお掃除中、近所の人かと思ったら大勢いた。
　どうやら清掃作業員らしい、それにしても素晴らしいユニフォーム。

午前８時行動開始、２台の車でホテルを出発する。

　線路と並行する道路を車で追いかけるといっても簡単ではない。道路障害物や渋滞に邪魔される。

　ホテルのあるバグドグラから再びシリグリの街へ入り、道路にひしめく人と車をかき分けるようにして昨日の機関車庫へとやってきた。
　

前からくる車に行く手を阻まれている間に列車は行ってしまう。

手前でカメラを構えていても時々こうなる。

道路の反対側で撮ろうとするとこうなる。

　山間部に差しかかれば車を使っての列車追跡が本領発揮。このあたりまで来ればフルオープンのジープで撮影をしながらの並走もやりたい放題である。
　

機関車庫ではすでに出発準備が整っていた。

これが我々のチャーターした列車。

人と車をかき分けるようにして機関車庫へ向かう。

シリグリはこのあたりの中心都市。