エルサレムの町の夜

エルサレム最初の夕食は街のレストランで。

エルサレム旧市街を囲む城壁とダビデの塔と呼ばれる古い要塞。

　ダビデの塔の横にある旧市街の入口がヤッフォ門。その外側に城壁に沿って新しいモダンなショッピングストリートがある。
　ヤッフォ通りというメインストリートに沿って一段高いところに作られた歩行者道路で最近オープンしたように見える。この日の夕食はその一角にあるレストランだった。

　夕食後1時間ばかり自由行動が許されたので、新しいショッピングセンターを抜けた正面にあるヤッフォ門から旧市街へ潜入してみた。

ヤッフォ門(左)を潜って旧市街へ入ったところ。

モダンで清潔ななエルサレム新市街のショッピングストリート。

昼間は暑くても日が暮れると気温が下がる、みなコートを着ている。

前方の山上がエルサレムであるが周囲はまだ荒野。

エルサレムへ向かう途中のＴ字路で交通事故を目撃。

要塞の石垣をバックにライブショー。

ここは完全にアラブの世界。

　イスラエル市街のすぐ手前まで道路の両側に牧草地とはとても言えない荒地が続き、ところどころにいかにも貧しそうな集落が見られる。ベドウィン族のキャンプだという。
　エルサレムのすぐ手前までパレスチナ自治区のはずなのでこのあたりも当然自治区域内だと思われる。

　バスに向かって手を振ってくれる若い兵士。両手を上げているのは明らかにアフリカ系。こういうイスラエル人もいるのだ。

ところどころに遊牧民ベドウィン族の集落が見える。

ヤッフォ門内側の広場から正面の狭い道へ入ってみた。

　ヤッフォ門を抜けて一歩旧市街へ足を踏み入れた途端、そこは雑然とした喧噪の世界。門の外側のモダンで清潔なショッピングストリートとはまったく異なる空間が広がる。

　死海のほとりから一路エルサレムへ向かう。エルサレムは地中海と死海の分水嶺である山の頂上にあって海抜800メートル。海面下420メートルの死海から1,200メートルを上がるが、この間直線距離にしてわずか20キロしかない。西に向かって一方的な坂道が続く。

エルサレム新市街にあるわれわれのクラウンプラザホテル。