イスラエルの旅

古くもない街並が世界遺産、テルアビブ

 イスラエルの首都はエルサレムということになっているが、アラブ側はエルサレムは今もパレスチナのものであると主張している。これに配慮してか日本を含む西側諸国はこれに配慮して首都とは認めず、大使館もテルアビブに置いている。
 テルアビブは20世紀になってもともと何もなかった所に作られた町。市街中心部には'30年頃ドイツから逃れてきたバウハウスの流れをくむ建築家が中心になって建てた独特なデザインの建物が集中してる。きわめて新しい街並であるが世界遺産に認定された。

 テルアビブはエルサレムに次いでイスラエル第2の近代的な町である。町そのものが新しいので旧市街もなく宗教的な雰囲気はまったくない。ガイドによれば世俗的な町。

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マックスブレナーの本店

 テルアビブの中心街ロスチャイルド通りの両側にはバウハウスデザイン風というのか、独特なスタイルのコンクリート住宅が軒を並べる。個人住宅にしては大きめの3階建住宅が多く丸みを帯びたレトロモダンな建築ばかり。

イスラエルの高速道路。

高速道路のサービスエリア、モダンだが狭い。

 イスラエルでも寿司が人気なのだという。ロスチャイルド通りの中央分離帯にもおしゃれなスシバーがある。持ち帰りの売店ではなくその場で食べられるよう椅子が並んでいる。

 マックスブレナーという日本にも支店を出している有名なチョコレートショップの本店がロスチャイルド通りにあった。寡聞にして知らなかったが今話題の人気店だそうな。ということで缶入ナッツチョコを買って帰ったが高い割に大したことなかった。

 テルアビブから高速道路を一路北へ向かう。目的地は受胎告知で有名なナザレの町。走っているあたりはイスラエル本来の地区であるが沿道はアラブ人の町も多い。モスクと付随するミナレットが目立つので一目瞭然である。

ロスチャイルド通りのスシバー

バスでテルアビブの中心部へ入ってきた。

近代的な高層ビルも多い。