陸前高田方面へ向かう古い街道の街並。

海岸から100メートル足らず、右の角に古い洋館があった。

ここにあった街が消えている

　南気仙沼駅の付近には水産会社や金融機関の事務所が集まってちょっとしたビジネス地区だった。それらがすべて失われてまったくの廃墟である。

　中心部にあった大きな和洋菓子屋は残っているが、向かいに並んでいたはずの家並みがない。

　大船渡線に沿って鹿折唐桑駅のある鹿折の街まで歩いた。この先を左折すると駅。
　まだグーグルのカメラカーが入れずストリートビューも見られない。右の新浜町と表示されているあたりが上のゲート、たぶん。

次の駅がある鹿折付近。左に鉄道線路があって中ほどが鹿折唐桑駅。

　臼福商店の道を歩いて街道へ出たところ。角の古い洋館は姿を消し、更地が目立つ。
　見辛いが正面の山の斜面に同じ家が見える。

　気仙沼港に面した海岸通りには船具や漁具を扱う店が並んでいた。
　角の臼福商店もその奥に続く家も消えてしまった。

船具や漁具を商う店が並ぶ港に面した海岸通り。

目の前が海ではひとたまりもなかったに違いない。

　上の料理屋の近所にあった同じような斎藤茶舗は幸いなことに健在である…と言い切っていいのかどうか。
　

　いかにも老舗風の古い料理屋。並びの家は残っており、津波の直撃は受けなかったかもしれないがきれいさっぱりと姿を消してしまった。

カメラを向けたくなる老舗の料理屋があった。

津波の直撃は受けなかったかもしれないが跡形もない。

すぐ近くの茶舗の古い店。

どうやら取壊しは免れたようである。

タクシーが待機している南気仙沼駅４年前の表情。

中央が南気仙沼駅、その左の細長いのがプラットホームのようだ。

大きな和菓子と洋菓子を扱う店があった。

段ボール箱が積んであるのは営業再開の準備中だろうか。