土蔵造りの店舗も隣の家も消えているが、道路脇の敷石が同じ場所の証拠。
　見づらいが左写真の遠方に信用金庫の看板が写っている。

土蔵造り店舗の道路わきの敷石が右写真と同一である。

前方の何もないところに宮古信用金庫の文字表示が見える。

　鍬ケ崎で良さそうな寿司屋を見つけたのでウニ丼を食べ、帰りに写真を撮った。あとから宮古でも評判の店だと知った。
　その寿司屋が周りに何もなくなった空き地で一軒だけ営業している。
　左右の建物が全壊しているので無傷だったはずはなく、相当手を入れたに違いない。

　東の方へ少し歩いて鍬ケ崎地区へ入ると被害が大きくなってきた。
　左の土蔵はかろうじて残っているが右側の古い家は消えた。

２年前にウニ丼を食べた寿司屋は残っているが、左右の建物はなく周りに空き地が広がっている。

宮古の街が…

　２年前の夏には八戸へ行く用があって、その帰りに三陸をまわってきた。途中宮古で一泊して少し街歩きをした。巨大堤防の町として有名だった田老も見たくなって、次の列車までの１時間だけ堤防の上を歩いてみたりしたのだが。

　宮古の駅付近の被害は大したことなかった。それでも腰の付近まで海水に浸かって大変だったらしい。
　商店街は以前のままだが華やかさが消えて寂寥感が漂う。

2009年6月に見た宮古駅前の商店街。

以前と変っていないが寂しさは隠せない。

土蔵の被害もさることながら右側の家がない。

鍬ケ崎地区にさしかかったあたり。