　隣室に他人を泊めることはないようで１人客でも２部屋使用という贅沢。食事はその隣室に用意された。
　料理旅館だけあってなかなか凝った料理が出た。

20分で出雲横田に到着、備後落合行最終列車（といっても15：52発）と離合する。

出雲坂根から横田まで列車移動、後方に小さくループの道路橋が見える

1964年2月、出雲坂根の３段スイッチバック上段を行くレールバス

　三井野原から廃道になった旧道を下ること約40分、15時少し前に出雲坂根の駅に着いた。備後落合から折り返してくる列車が戻ってくるのは15：30。停車時間は短くすぐに発車するはずである。
　旧道を下ってくる途中ではおろちループの道路橋を見ることが出来なかった。上の３段スイッチバックの写真も坂道の途中で捉えたものに違いないが、山全体が樹木に覆われてしまい、どなあたりなのか全く分からなかった。

　出雲横田には楽天トラベルで予約できるまともな旅館があった。昔は役場の宴会も行われたであろう料理旅館で、部屋は10畳や８畳の２間、３間続き。隣室との境は襖なので鍵がかからない。