1967年1月7〜9日　雪の日の初訪問

すっかり雪に埋まった浦川原駅の側線に単機回送でやって来たＤＣ123がいる。

浦川原の手前で下り列車に追い越された。

　初めて冬の頸城鉄道を訪れたのは嬉しいことに大雪の後だった。新黒井付近は汚いベタ雪だったが終点の浦川原は素晴らしい雪景色の中だった。

　まったく記憶にないが百間町から先は浦川原へ向かう単機のＤＣ123に便乗させて貰ったようだ。これは浦川原駅の構内で除雪した雪を運ぶ雪捨て列車用の機関車回送だった。
　それも飯室あたりで降してもらって戻ってくる上りと、次の下り列車を撮りながら浦川原まで歩いたに違いない。

飯室の先で戻り上り列車に遭遇。

下り列車の後を追う回送機関車に乗せてもらえた。

　フィルムのコマ順で見ると飯室から浦川原までは線路上を歩き。途中の切通しでＤＢ81の牽く上り列車を待ちうけ、その先の間もなく終点というあたりでＤＣ92の牽く下り列車を見送っている。
　この辺まで来ると雪はずいぶん深く浦川原駅はすっかり雪に埋まっていた。

新黒井からほんの数キロ離れるだけで雪が増えてきた。

冬の間ホジ３は冬眠、全列車が機関車牽引になる。

この日も上野から夜行列車でやって来た。

行く手にもう浦川原駅周辺の集落が見えている。