最後尾のニフが去っていく。

駅前の県道はまだ未舗装。

1966年９月24日　飯室駅と新黒井駅の静寂

　この日は終点まで行かず飯室から引き返したようで、飯室駅の次は新黒井駅のシーンである。

　飯室から終点の浦川原までは県道に沿って走る。直江津へ直行するバスもあり、駅舎の軒にはバス停標識も掛かっている。
　県道はまだ舗装されておらず鉄道の利用者も少なくなかった。数年後には舗装され鉄道もここが終点になった。

　こんな小さな駅の待合室にも出札口と荷物受付口があった。社長の写真が駅長室を見下ろしている。

ホジ３の牽く浦川原行が到着、数人の降車客があった。

新黒井に着いたホジ３は次の発車までこの状態で１時間半を過ごす。

ここの腕木信号機は両腕式。