機関車を飯室方向へ付け替えて発車時刻を待つ。

　訪れたのは部分廃止翌年の２月、路線短縮後初めての訪問だった。これが元気な頸城鉄道を見た最後で、次に訪れたのは全面廃止になったあとだった。

飯室方向からＤＢ81の牽く列車がやって来た。

百間町駅前通り。

西のターミナル駅になった百間町駅ではタクシーも待機している。

1969年2月、路線短縮後はじめての冬

　路線が短縮されてホジ３が単行で往復するだけになった頸城鉄道だが、雪の季節になるとそうはいかなかった。ホジは冬眠に入り積雪期対策に残されたＤＢ81とＤＣ92の出番になった。
　十勝からやって来た助っ人のＤＣ123は調子が良くなかったこともあり廃車されてしまったのか姿を見ることはなかった。

機関車１両と客車１両、これが短縮後の冬の標準編成。