牛馬童子口まで歩いて川湯温泉で泊まる

　今夜の泊りは川湯温泉、何回か来たことがあるがこのみどりやで泊まるのは初めて。
　この旅館は川に面していて目の前の川原に露天風呂がある。

逢坂峠の林道出合いで小休止。

　部屋の前が露天風呂だった。すぐ前の男性用は目隠しで見えないが斜め前の女性浴槽は丸見えである。ただし皆さん館内浴室に備え付けの入浴衣を羽織っている。

部屋の窓から女性用の露天風呂がまる見え。

　このまま真っすぐ木段道を進めば牛馬童子へ続く古道であるが、今回はここで国道へ出て切上げ。
　この先の道は一カ月前に踏破した。

今日はここまで、国道へ出てバスに乗る。

牛馬童子へ続く道。

　逢坂峠の麓にある数少ないポイントの一つ、大坂本王子跡。逢坂の麓だから大坂本だとか。王子跡といっても石碑が二つあるだけである。

セラピストにならってストレッチをしてから急な谷道をくだる。

逢坂峠の石碑。

　昼食後も針葉樹林の多い尾根歩きの道が続く。この日は全区間にわたって民家はおろか車道に出会うこともない地味なコース。逢坂峠で一度林道を横切るだけだった。
　途中、見るべきものもなく大門王子の他は悪四郎屋敷跡、上多和茶屋跡、三体月出現地と続くが説明板があるだけで何もない。
　逢坂峠で林道を横切ると尾根道から急な下りで谷筋へ入り牛馬童子口に至る。

待機していたバスに乗換え川湯温泉へ向かう。

午後も針葉樹の多い尾根道を淡々と歩く、はっきりいって地味な区間である。