佐久島

東集落を見てから島の中央へ

　東港の背後にある東集落を歩いてみた。坂らしい坂もなく、道巾もゆとりがあってあまり曲がりくねっていない。
　日間賀島や篠島の集落とは雰囲気が全く異なる。小さな島の中とは思えない。篠島ではありえないレンタサイクルまであった。

　島のあちこちに現代アーティストの大きな作品がある。大島へつながる防波堤の中ほどにも白いボックスのような作品があった。イーストハウスという東屋だそうだ。

島の中央にある大浦湾に面した海水浴場。

大浦海水浴場の休憩施設。

　集落を抜け出して大島へつながる防波堤の上を歩いた。深い入江を挟んで先刻歩いた弁天島が目の前にある。
　大島には海釣り用の桟橋があって釣り人がそっちへ向かっていった。

時代劇のセットのような道路。

民宿のレンタサイクル。

神社の境内にある佐久島郵便局。

狭い島の集落とは思えないほどゆったりしている。

　出合った老人の話ではここは三河で尾張とは国が違うという理由で船でわずか10分の日間賀島と交流はないらしい。
　それでも名古屋へ行くには知多の河和(尾張)まで自分の船で行って電車に乗るのだそうな。

深い入江を挟んで弁天島が目の前にある。

防波堤の中ほどにある東屋、イーストハウス。

イーストハウスの前から日間賀島の集落が見える、近くても交流の無い遠い島。

海釣り桟橋越しに篠島の島影も見えた。