2008年12月6日

　能勢電鉄はもともと能勢妙見山の参拝客輸送を目的に作られた鉄道で、電車の終点からさらにケーブルカーに乗りついでお寺を目指す。とはいえケーブル駅まで約1.5キロの徒歩とケーブルからさらに登山リフトに乗り継ぐ必要がある。
　そのリフト乗場の横に幼児向けの遊覧鉄道があって山腹を300メートルほど先まで往復するのがシグナス森林鉄道である。距離は短いがＤＬタイプのバッテリーロコが林の中を走る様は見ても乗っても楽しい。

初冬の西日を浴びて走る、今シーズンの運行も明日で終わる。

シグナス森林鉄道のりば、ベガ駅。

　のりばが低い位置にあるので発車してすぐラックレール区間がある。ラックレールのないところもかなりの急勾配である。

ラックレール区間に挑む？

日本で唯一のリッゲンバッハ式だ。

妙見山上へは自動車でも行けるが、中間にあるシグナス森林鉄道へはケーブルで上がるか山上からリフトで下りてくるしかない。