島の東側は素晴らしい砂浜

　篠島港の旧桟橋から狭い家並の間を入ってちいさな峠（といっても高さ数メートル）を越えると突然眼前に素晴らしい砂浜が広がる。
　もう一度衛星写真を見ていただけば分かるが、島の東側一帯が広い砂浜になっている。

　篠島も人口減少が続いていて現在は約1,800人。学校の生徒数は一学年10人程度らしい。
　人口1,800人にしては少なすぎるような気がするが年寄ばかりの島ということか。
　

山を切り開いてできた篠島小中学校。

小中学校の沖にある小島。

島の尾根道はこれ一本しかない。

　島の尾根道を歩いていると海を隔てて知多半島の先端、師崎の家並みが見える、距離はわずか３キロしかない。右手の高層ビルは師崎の向こうにある大井のリゾートマンション。知多半島ウオーク参照。
　足元では新しい漁港を造成中だが工事は何年もストップしたままのように見えた。

前方の小高い山との間に民家が密集している。

海岸通りの外れから道は山道になる。

　海岸通りを南へ向かい砂浜の途切れるあたりから、坂道を上がっていく。島の南半分は結構山が険しく、海に落ち込んでいるので海沿いを歩けるような道はない。

篠島観光の目玉である砂浜、夏は絶好の海水浴場に違いない。

海上はるかに見えるのは渥美半島。篠島から伊良湖岬へ渡るフェリーもある。

昔はこの道がメインストリートだった。

　遠浅の海岸に沿った道路は旅館が立ち並ぶ島内随一の幹線道路であるが、この道路ができる前は一筋裏にある狭い道しかなかった。
　今では路地のように思える生活道路が、かつての島のメインストリートである。

海岸沿いの新しいメインストリート。