BAM線の始発駅モルジュ(Morges)はニヨンとローザンヌの中間あたり、レマン湖に面した町である。ここからアプル(Apples)を経てビエール(Biere)に至る本線と、リルモンラヴィーユ(L'Isle Mont la Ville)への支線がある。
　３ヶ所とも村と呼ぶのがふさわしい程度だが、他には集落すら見当たらない。ビエールには陸軍の基地があるので、その資材運搬がこの鉄道の存在理由らしい。
　のどかな田園風景が広がるだけの沿線だが、モルジュを出てすぐの右側に見えてくるメルヘンチックな古城が唯一のポイントである。

モルジュへ戻ってきた、連結器の右にある棒は貨車牽引用だろうか。

帰りのモルジュ駅でＴＧＶに遭遇した。

若い兵士が小銃を担いだまま乗ってきた。

支線の乗場は一旦駅舎を出た駅前にホームがあった。左の建物が駅舎。

支線を分岐するアプル駅に到着、ここで途中下車して支線に乗った。

BAM線は国鉄モルジュ駅の一角から発車する。

支線を単行で往復している電車。

支線の終点リルモンラヴィーユのホーム。

ぶどう畑が広がる丘の上にヴュフラン城が間近に見える。

再び本線の電車に乗ってビエールに着いた。

荷物室の内部。