小熊米雄さんの解説（鉄道ファン'66年10月号）によればポーター1913年製のＤタンク(21.6トン)が３両導入された。
　その後の増備はこのＤタンクをモデルにして汽車会社で６両、日車と日立で２両ずつ造られ、計13両になった。
　13両とも台湾鉄路局に引き継がれた。同一形式といいながらサンドボックスや煙室正面が微妙に異なり、ポーター製のものはシリンダーボックスにPORTERの刻印が残っていた。

血筋は争えないコピー物のLDK57、ドームと煙室回りのテイストが明らかに本家と異なる。

遠目にはポーターでも、これはコピーのLDK55.

正面から見てもポーターと分かる、煙室が違う。

LDK52号機はサンドボックスやシリンダーの刻印がポーターの本物であることを証明している。