新営総廠は楽しいところだった。長大編成の通学列車の去った後も蒸機の糖蔗列車や1067ｍｍの古典ロコが現れたかと思うと木造の巡道車がやってきたりした。

　汽車会社製と思われる客車。小坂の客車とそっくりだが窓が２個少なく、仔細に見ると窓が大きく腰板も短め。デッキ手摺のカーブや腰羽目板が４本ごとに彫が深いところは小坂と同じ。

小坂の客車とそっくりなのが台湾にもいた。

元は日車のガソリンカーだろうか。

砂糖キビ列車の先頭に立つ523号機、一見日車のようだがメーカーはどこだろう。

やや小型の出入口一ヶ所の四輪車。

荷物車かと思ったら車内に椅子がある作業員輸送車。

端正なスタイルのオープンデッキ車、同型車が何両もいた。

小坂の客車ハ３（湯口徹氏の私鉄紀行）

鋼板張の大型四輪車だが出入口は一ヶ所。

虎尾や北港で見たのより一回り大きく腰も高いワフ。

木造車体のレールカーが貨車を牽いてきた。