’10年10月6日

　小樽の旧手宮機関庫は小樽市の所管になり今は小樽総合博物館という。
　ここで３フィートゲージのポーターロコが毎日動いている。1909年製の正真正銘のポーターで、元々はグアテマラで動いていたのがアメリカのテーマパークに移り、さらに小樽へやってきた。
　自重10トンというから苫小牧軽便のポーターと同じだ、オイル焚になっているのでテンダーがやや不恰好だが、プロポーションは素晴らしい。
　

展示車両は50両もあるそうだが補修が追いつかず痛みがひどい。

客車を切離して転車台で向きを変えたあと単機で機回り線を走る。この機回り線が全区間の半分以上もある。

アメリカン趣味はなくても本物のポーターのサイドビューは素晴らしいと思う。

機回り線を転線中のポーター。

午後3時半の運転が終わると扇形庫のねぐらへ戻る。

扇形機関庫の前が列車乗場、入園者は無料で乗れる。

発車したアイアンホース号。

小樽総合博物館の正面入口。