ジブラルタルにぜひ行ってみたいと思うようになったのは、ネットで左のジブラルタル空港の写真を見たから。

ジブラルタルのメインストリートは歩行者専用。なぜか旧軽井沢銀座を思い出した。イギリスらしくポストが赤い。

貴重なジブラルタルの入国スタンプ。

　ここまで来たら空港の滑走路の踏切を自分の足で歩いて渡りたい。できれば離着陸する飛行機も見たい。
　調べたら１日に６便あるが、朝と夜間が多く昼間の離発着はわずか３便だけ。
　うまい具合に５時にロンドン行きが出発することが分かった。他にもリバプールとマンチェスター行があるようだった。

　両側ともＥＵ圏内であるがイギリスはシェンゲン協定圏外なので検問所でパスポートチェックを受ける。自動車と違って歩行者はほぼフリーパスで、パスポートにスタンプを押すこともない。

空港滑走路を横切る踏切道を歩いて渡る

　離陸体制に入って踏切の前を滑走通過するロンドン行き英国航空機。

飛行機の離陸時刻が迫ったので滑走路の手前まで行ったら踏切遮断機が閉まった。

ネットでこの写真を見て是非この目で見たくなった。

　滑走路踏切を体験したあとホテルに戻ってシャワー（四つ星ホテルなのにバスタブがなかった）を浴び、バスターミナル近くまで行って夕食。途中のメインストリートという名前の道は狭い歩行者専用道路だった。

ホテルへ戻る道。

夕食を摂ったレストラン、ロードネルソン。

夕食はサラダのあと、このグリルチキンとデザートの特大アイスクリーム。

ジブラルタルが英国領であることを主張するバス。

検問所を出ると国境地帯らしい商店が並ぶ。

ちょっとだけスペイン側の街へ出てみた。

　滑走路を横切る踏切まで行った時、離陸時刻までまだ30分あった。それでは一度スペイン側へ出て再入境時に入国スタンプを押してもらおうと考えた。
　ジブラルタル側には「こっちスペイン」という標識があるがスペイン側に英国を示す標識は無い。スペインはジブラルタルを英国領と認めたくないというのがその理由らしい。
　ジブラルタルへ戻る際、行列が途切れるのを待って係官に「スタンプ　プリーズ」といったら快くパスポートにイミグレーションスタンプを押してくれた。

スペイン側のゲート、両側とも写真撮影は自由。

イギリス側の検問ゲート。

イギリス側の歩行者用検問所入口。

遮断機が開いて一斉に滑走路を渡る人と車、毎日スペインからジブラルタルへ1万人が通勤しているという。

滑走路のタイヤ痕が残るところを横切る。