　オーバーグラフェンドルフには機関庫があり何両もの電機がいた。貨車の入替も行なっていたようだが写真は残っていない。この鉄道の電機は1099型の１形式だけ、全部で16両あったというが当時何両稼働していたのかは不明。
　この機関車、1960年代を思わせるデザインであるが実は1911年製という古典機をリニューアルしたものだという。

　オーバーグラフェンドルフという駅で途中下車した、11時過ぎだった。ザンクトぺルテンの手前12キロで機関庫があり、ここから非電化の支線(2010年に廃止)が出ていた。距離は35.8キロで終点のヴィーゼルブルクでOBBの標準軌支線に接続していた。　ここでは昼食タイムを挟み２時間近く滞在。その間に非電化線列車の到着と発車、本線列車の下りと上り、さらに貨物列車の到着も見たとメモに残しているが何故かロクに写真を撮っていない。

オーバーグラフェンドルフ駅でマリアッツェル行列車と非電化支線のディーゼル列車。